今回は、『宇治拾遺物語』の「袴垂、保昌にあふこと」について
現代語訳と予想問題を作成しました。
テスト勉強に活用してみてください。
問1 「いみじき盗人」の意味は?
A 並々ではない恐ろしい盗賊
問2 「十月」の旧暦の読みは何か? A かんなづき
問3 「さるべき」のここでの意味は?
A 強盗するのにふさわしい
問4 「指貫」の読みは? A さしぬき
問5 「行きもやらず、練り行けば」の意味は?
A 急いでいくこともなく、ゆっくりと静かにいくので
問6 「我に人こそ付きたれと思ひたる気色もなし」を現代語訳せよ。
A 自分に人がついていると思っている様子もない
問7 「走り退きぬ」は、誰がなぜしたのか?
A 袴垂が、保昌に襲いかかることができそうもなかったから。
問8 「つゆばかりも騒ぎたる気色なし」を現代語訳せよ。
A 少しも慌てている様子がない。
問9 「稀有の人かな」と思ったのはなぜか?
A 何度も襲いかかろうとしているのに、
少しも騒ぐ様子がないから。
問10 「さりとてあらむやは」意味は?
A そうは言っても、このままでいいのだろうか、いや良くない
何の進展もないのは良くない。
問11 「我にもあらで」とはどういう意味か?
A 茫然自失の状態で
問12 「つい居られぬ」を現代語訳せよ。
自然と膝をついて座ってしまった
問13 「今は逃ぐとも、よも逃さじとおぼえければ」を現代語訳せよ。
A、たとえ今逃げたとしても、
まさか自分を逃す事はないだろうと思われたので
問14 「さ」の指示内容は? A 袴垂となむ、言はれ候ふ
問15 保昌の発言にはどんな意図があるか?
袴垂にこれ以上罪を犯させないため。
人々が袴垂に襲われることを阻止するため。
問16 今回の文章の中心的なテーマは何か?
A 保昌の人間としての器の大きさを表している
以上です。
テスト勉強の参考にして、頑張ってください!!