攻略法は、全体から部分へ です
初めから完璧を目指して、
一つ一つ丁寧にやっていくと
必ずと言って良いほど、
最初に学習したものを忘れちゃいますよね
そこで!
まずは、全体像をバチッと覚えて
徐々に細かく見ていく作戦
全体から部分へ、です!
具体的なやり方ですが、
1.接続別に一気に助動詞を覚えてしまう
2.意味用法を、グループ分けしていく
3.活用型を、種類に分ける
1.接続別に一気に助動詞を全種類網羅
助動詞の押さえるポイントの一つは、
何より、接続です。
何に接続しているのかで、その助動詞の正体を確認します。
そのため、
まずは、
未然形接続の助動詞
る・らる・す・さす・しむ・ず・む・むず・じ
まし・まほし
連用形接続
き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし
終止形接続
らむ・べし・まじ・らし・めり・なり
体言・連体形接続
なり・たり・ごとし
サ変の未然・四段の已然形接続
り
全助動詞を接続別に
そして、
2.意味用法をグループ分け
る・らる
自発・可能・受身・尊敬(ジカジュソンと)
す・さす・しむ
使役・尊敬(「す」っと「さす」と使尊が・・)
ず
打消
む・むず⇆じ(「む」の打消)
推量・意志・仮定・勧誘・婉曲・適当(「スイカカエテ」と)
まし
反実仮想・ためらい意志・推量・希望
まほし・たし
希望
き・けり
過去
つ・ぬ・たり・り
完了
つ・ぬ
強意
らむ・けむ=「らむ」の過去版
現在推量・現在の原因推量・現在の伝聞婉曲
べし⇆まじ(「ベし」の打消)
推量・意志・可能・当然・命令・適当 (「スイカトメテ」と)
らし・めり・なり
推定(視覚的根拠「めり」聴覚的根拠「なり」)
なり・たり
断定
ごとし:比況(比喩)
最後に
3.活用型をグループ分け
特殊型「き・ず・まし」
き:せ・○・き・し・しか・○
ず:ず・ず・ず・ぬ・ね・○
ませ ・○・まし・まし・ましか・○
ましか
不変化型「じ・らし」
四段動詞型「〜む」のもの
下二段型「る・らる・す・さす・しむ・つ」
ナ変動詞型「ぬ」
ラ変動詞型「〜り」のもの
形容詞型「〜し」のもの
サ変動詞型「むず」
以上で、ほぼ大半の大学受験に必要な助動詞の知識です。
もちろん、細かい点は、色々ありますが、
これら、全体像を押さえた上で、部分に取り掛かると、
覚えやすいですね。
YouTubeで、動画でも解説しているので、確認してみてください!
最後に、毎日ちょっとずつ確認する時間を取るのが大事です。